一首鑑賞(62):三上春海「走馬灯であるアドベントカレンダー」
人類の楽しい走馬灯であるアドベントカレンダーめくるかな 三上春海「撤退戦」(【詩客 SHIKAKU - 詩歌梁山泊〜三詩型交流企画サイト】より)...
View Article『パンの笛』より
大塚善子の歌集『パンの笛』を読了。目に留まった歌を引いておきます。 ・日本より持ち来し香を炷(た)き込めて気負い締めたる帯が匂えり ・留め得ぬひかりにも似てま白なるヴェール被きて近づききたる ・誓約をせる青年の声ひびき子のひくきこえ聞きもらしたり ・目瞑ればみどり児汝の受洗せしはるかなる日の昨日のごとし ・新しく家族となりし青年と教会のまえ澄む水を汲む...
View Articleルピシア福袋2019冬☆ノンカフェイン・ローカフェイン♫
ルピシアの福袋《ノンカフェイン・ローカフェイン・ハーブの【竹】リーフティー》が一昨日の夜に届きました〜!以下、ネタバレです。 ☆ジャルダン ソバージュ ★キャラメル&ラム ★ルイボス レモン ★ヤミー ★ピッコロ ★ピーチメルバ ★ラビアンローズ ◎デカフェ・スペシャル ◎デカフェ・マスカット ◎デカフェ・アップルティー ◎デカフェ・アールグレイ ◆エルダーフラワー&カモミール...
View Article『ふくろう』より
大島史洋の歌集『ふくろう』を読了。目に留まった歌を引いておきます。 ・死刑執行されし三人吾よりも若くその罪はすでに覚えず ・手術後は髪黒く生えぬ妻なれば電車にて席を譲らるるとぞ ・四、五冊の本を読み次ぐ日々にして読む楽しみは書くに優るも ・書くことを慰藉とする人読むことはいくらか嫉妬に繋がるものか ・人生の夕映えのとき そののちの別離を言いし遠藤周作...
View Article#通読 2018年12月分まとめ
◆12月15日 黙示10:9。巻物を所望したヨハネに天使は「受け取って、食べてしまえ。それは、あなたの腹には苦いが、口には蜜のように甘い」 と語る。初読より印象深かった〈腹には苦い〉がNIVでは〈It will turn your stomach sour〉で吃驚。御言葉は摂取後に体内で主張する酸を持っているのかも。 ◆12月22日...
View Article#通読 2019年1月分まとめ
【注】今月から新約聖書は New Living Translation(NLT)で読んでいます。 ◆1月2日 新改訳創世記2:2「神は第七日目に、なさっていたわざの完成を告げられた。すなわち第七日目に、なさっていたすべてのわざを休まれた」。7日目は休息の日。でも神は、御業の完成を宣言なさった。私達も日曜は主の御業を伝えるために、安息が与えられているんだなぁ。 ◆1月3日...
View Article一首鑑賞(64):榎本麻央 “「世界中」と言つてしまふとき”
「世界中」と言つてしまふとき夕暮れは神のまぶたの裏側となる 榎本麻央『一杯の水』 榎本の掲出歌を一読、すぐに光森裕樹の下記の歌が浮かんだ。 あかねさすGoogle Earthに一切の夜なき世界を巡りて飽かず /光森裕樹『鈴を産むひばり』 地上の光景をリアルタイムではないとはいえ、映像化して見せてくれるストリートビューを実現したGoogle...
View Article一首鑑賞(62):三上春海「走馬灯であるアドベントカレンダー」
人類の楽しい走馬灯であるアドベントカレンダーめくるかな 三上春海「撤退戦」(【詩客 SHIKAKU - 詩歌梁山泊〜三詩型交流企画サイト】より)...
View Article#通読 2019年2月分まとめ
◆2月6日 マタイ26:12-13。ベタニアのマリアが主に香油を塗布したことについて「この人のしたことも記念として語り伝えられるだろう」とイエス。NLTでは〈this woman’s deed will be remembered and discussed〉。後代まで議論を呼ぶと主は分かっていたんだな。 ◆2月8日...
View Article#通読 2019年3月分まとめ
◆3月4日 出エジプト31:2-3。聖所の諸々の用具を作るため、主はユダ部族のフルの子であるウリの子ベツァルエルを名ざして召し、任務を果たすのに必要な英知と知識に富ませ、神の霊を満たした。 御用のための各道具を作るのさえ、神は名指して任命。私達の役割もそのように与えられているのだな。 ◆3月11日...
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