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一首鑑賞(27):小中英之「欠落の部分を神に感じ始めつ」
枇杷の花咲く空あをし欠落の部分を神に感じ始めつ 小中英之『過客』 小中の母親は熱心なクリスチャンであった。だが小中自身は確たる信仰を受け継げず、さりとて生まれた時から囲まれて育った聖書の言葉を完全に無視することもできなかったらしい。生涯にわたって小中の歌には「罪」「神」という言葉が登場し、その頻度にはもはや執念のようなものすら感じさせる。...
View Article#toritanka
初めからある程度は予想していたことですが、来年の干支「酉(鳥、鶏)」にまつわる短歌が見聞きするだけでも沢山あり過ぎます。今後の管理にも難渋しますので、Twitterにメモしてきていた #toritanka をここら辺で一旦公開にします。また折々に追加もしていきます。 われは樹を樹々の梢は発つ鳥を神が配分の位置に見上げつ/稲葉京子 真上より人を見下ろすさびしさの、鳥にあるいは神にはいかに/永田和宏...
View Article#通読 2016年1月~2月分まとめ
昨年8月末より、FEBCラジオのウェブサイトに掲載されている聖書通読表を使って、通読を進めています。でも、感じたことなどをノートに都度書きとめるのまではなかなか手が回りません。そんなことを思っていると、FEBCのスタッフの方が、今年から通読の感想や疑問などを気軽にシェアできるTwitterアカウントを新設してくださいました。...
View Article#通読 2016年3月分まとめ
◆3月2日 詩篇71:9「年老いた時も、私を見放さないで…」。若い頃は仕事等が重要に見えたが、中年になり病気して色々失うと、主だけが共にいらしたことを痛感。15節「私の口は一日中、あなたの義と、あなたの救いを語り告げましょう。私は、その全部を知ってはおりませんが」 ◆3月5日...
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